このバイクは、空冷の750ccで、しかもターボが装着されています。
ちょっと渋滞に入ると冬場の寒いときでも油温は120度を越えます。夏場になると140度まで平気で上がります。
こうなると、どんないいオイルを入れても、エンジンが心配です。
というわけで、パソコンの電動ファンを改造して、オイルクーラーコアに風を送るファンを装着しました。
そのまま装着したら、熱と雨でやられるのは目に見えています。
熱対策として、エンジンに触れる部分はすべて、車体側に断熱シートを貼りました。
雨対策としては、ファンをバラし、液体ゴムですべてシールし、組み直しました。
配線は、イグニッションをONにしたらファンが回るように、スモール配線からとりました(バイクがアメリカ仕様であるため)。もちろん、専用ヒューズを取り付けています。
また、この位置では、オイルクーラーコアまで距離があり、全く冷却効果はないので、ダクトをコア部分までつけました。
効果としては、油温が20度ほど下がり、ノンターボの750と同じくらいの油温になりました。
装着してから、これまで全く故障はありません。
ちなみに部品代は、電動ファンが2個で1500円、ステンレスのステーが1000円ほどでした。 |